長良川支流・ 亀尾島(きびじま)川 上流域(郡上市大和町内ヶ谷)
内ケ谷ダムは長良川に合流する亀尾島(きびじま)川の治水ダムで、2016年に着工。県は公募型プロポーザル方式で事業者を募集していた。ダムの本体工事は約2割が完了している。
郡上市で建設中の内ケ谷(うちがたにダムで・長良川支流)、中部電力が小規模な水力発電事業を実施するための協定を締結した。県営ダムでの発電事業としては阿多岐ダム(郡上市)、丹生川ダム(高山市)に次ぐ県内3カ所目で、規模は最大となる。内ケ谷ダムが完成する2025年度の発電開始を予定している。
内ケ谷ダムでの最大出力は720キロワットで、電力量は一般家庭約1500世帯分となる。 中部電力は同ダムの総事業費約580億円の0・5%や、発電機の設置関連費などを負担する。
その昔(50年程前)は良型あまごが沢山釣れた思い出がたくさんある渓流
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大和村立西小学校内ヶ谷第一分校
- 大和村立西小学校の分校であり、大和村大字内ヶ谷(現・郡上市大和町内ヶ谷)の一部(字上会津・字下山)が校区であった。1965年時点の児童数は9名。1971年廃校。
- 内ヶ谷地区は長良川支流の亀尾島川[注釈 3]上流部に位置する。過疎化による集落再編成により、1970年代前半に集団離村し、2019年現在、住民はいない。
- この地域は2023年完成の内ケ谷ダムにより、水没する予定である
大和村立西小学校内ヶ谷第二分校
- 大和村立西小学校の分校であり、大和村大字内ヶ谷(現・郡上市大和町内ヶ谷)の一部(字金山、及び内ヶ谷開拓地)が校区であった。元々、内ヶ谷地区には西小学校内ヶ谷分校が存在していたが、戦後開拓で内ヶ谷開拓地が開かれたことにより児童が増加。そのため、内ヶ谷第二分校が新たに開校した。1965年時点の児童数は12名。1971年廃校。
- 内ヶ谷地区は長良川支流の亀尾島川[注釈 3]上流部に位置し、内ヶ谷第二分校が存在した地区は最上流部であった。過疎化による集落再編成により、1970年代前半に集団離村し、2019年現在、住民はいない。
内ヶ谷(第一分校がある小集落名は上会津)は
内ヶ谷川(長良川支流)沿い、標高は536m(分校跡)、
ダム工事の道から谷へと下った場所にある。
最盛期戸数は17戸(明治期)、
長良川鉄道郡上大和駅から工事道入口までは17km(クルマで34分)、
入口からは2㎞(徒歩で40分)である。
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阿多岐ダム
岐阜県郡上市白鳥町中西にある阿多岐ダムは長良川の支流阿多岐川にある岐阜県が管理する洪水調節、渇水期利水、潅漑用の重力式コンクリートダム。ダム湖は阿多岐紅葉湖(あたぎくれはこ)と命名され貯水容量の割りには面積が小さい。
総貯水量は2,550,000m3、有効貯水量は2,050,000m3。オリフィスゲートとクレストゲートの間が洪水調節
容量で1,550,000m3となっている。
ダムの役割
水害から守る
ダム地点の計画高水流量270m3/sのうち、145m3/sの洪水調節を行うことで、牛道川沿川の流域を水害から守ります。
既得取水の安定化と河川環境の保全等
河川の流量が不足しているときに、ダムから貯留水を補給することによって、阿多岐川や牛道川沿川の既得取水の安定化や河川環境の維持・保全を図ります。
発電に利用する
ダムからの維持放流水(最大0.7m3/s)を利用し、最大出力190kWの発電を行います。阿多岐水力発電所は、本県初の県営ダムの放流水を活用した小水力発電所で、中部電力株式会社が平成27年7月から発電を行っています。
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