・初詣でとは・初詣とは
新年になって、正月に初めて神社やお寺、寺院に参詣し、その一年の幸せを祈願することを初詣でと言います。
(初参り=はつまいりとも言われます)
初詣でで行うこと |
(1) 古いお札やお守りを奉納する。 |
◎前の年に一年間お世話になった神様のお札やお守りは、初詣での際に神社に持参して奉納します。 神社では、古いお札やお守りを浄め、焚き上げをしてくれます。 新年になったら、その年の歳神様をおまつりする新しいお札を買い求めます。 |
・初詣での時期はいつまで?初詣はいつまでに行けばいい?
・初詣で・初詣の時期については、諸説あります。主なものは以下の通 りですが、時代とともに、(1)から(3)へと考え方が変化してきたようです。
(1)元旦(1/1)の参詣を初詣という
(2)三が日(1/1〜1/3)の参詣を初詣という
(3)松の内(1/7まで)の参詣を初詣という
元旦の初詣では、例えば東京の明治神宮や、福岡の太宰府天満宮、京都八坂神社など、どの神社でも大勢の人出が予想されるため、元旦を避けて別の日にという参拝者が増えてきたからかもしれません。
手水舎(ちょうずや、てみずや)・お水舎(おみずや) |
・ 神社の境内にある、参拝者が身を浄めるための施設を手水舎と言います。 浅草の浅草寺のものはお水舎(おみずや)と呼ばれています。 ・ 参拝の前には、以下のようにして手と口を清めます。 (1)まず右手に柄杓(ひしゃく)を持ち、左手を洗い清めます。 (2)柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。 (3)再び持ち替えて柄杓を右手に持ち、左のてのひらで水を受けて口をすすぎます。柄杓に口をつけて口をすすぐことのないように注意してください。 (4)左の手のひらを清めます。 (5)最後に柄杓を縦にして、自分が持った柄の部分に水を流し、元の位置にもどします。 |
お賽銭の額は、いくらが良いの?
- 「見通しが良い」という願いを込めて、穴の空いた5円玉または50円玉
- 縁起、語呂がよい額
- 大きなお願い事の時は紙幣など、普段よりも多めに
縁起が良く、語呂が良い額というのは
- 5円 … ご縁
- 11円 … いい縁
- 20円 … 二重に縁
- 25円 … 二重にご縁
- 115円 … いいご縁
- 415円 … よいご縁
- 485円 … 四方八方ご縁
神社は白い硬貨、お寺は赤い硬貨

賽銭箱の上を見ると、ほとんどの神社には鈴がついており、お寺には鰐口(わにぐち)というものがついています。これは一説には性的な象徴と言われています。
神社は男、お寺は女、紅白でいうと男は白、女は紅。
なので神社は白いお金(1円、100円、500円)
お寺は赤いお金(5円、10円、お札)
なんて言われています。
また、白い硬貨、赤い硬貨、穴の空いた硬貨を、それぞれ1枚ずつ組み合わせると、思いが届きやすくなるとも言われています。
- 白い硬貨 … 1円玉、100円玉、500円玉
- 赤い硬貨・黒い硬貨 … 10円玉
- 穴の空いた硬貨 … 5円玉、50円玉
お賽銭は、115円

縁起が良く、験(ゲン)を担ぎ、語呂が良く、3種類の硬貨を組み合わせ、風水的にも良いとされるのは「115円」ということになりそうです。
100円玉と10円玉と5円玉で、115円。
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