ヒラメとカレイの見分け方

日本では俗に「左ヒラメに右カレイ」という言い方があり、その言い回しで覚えている人もいるだろうが、そうとも言い切れないという。ヒラメとカレイの特徴について触れ、ヒラメとカレイの見分け方について解説

1.ヒラメの特徴

ヒラメは、カレイ目カレイ亜目ヒラメ科ヒラメ属に分類される。
ヒラメは左側が表、右側が裏になっており、ヒラメの目は両目とも頭部の左側半分に偏って付いているのが大きな特徴だ。エサとする小魚や甲殻類などを捕食しやすいように、大きな口を持ち、歯のひとつひとつが大きく鋭い。
ヒラメは体表を保護色に変える能力があるため、表側の色は生息環境によって左右され、こげ茶色から薄い茶褐色に丸い斑紋が不規則に並んでいる。裏側は天然物の場合は真っ白である。

2.カレイの特徴

カレイ目カレイ亜目カレイ科に属す。赤カレイやイシカレイ、メイタガレイなど、日本全国に分布し、その種類は40種類にものぼるほど多く、旬の時期も味わいも種類によって異なる。ただし、「カレイ」と名の付く魚でもカレイの仲間でないものもある。
日本では一般的に、カレイの右側が表、左側が裏になっており、ヒラメとは逆で両目とも頭部の右側半分に偏って付いているのであるが、アメリカやアラスカでは半数以上の割合で左側眼となっているともされている

座布団かれい

3.ヒラメとカレイの見分け方

目が上になるように置いた時、頭が左向きならヒラメ、右向きになるのがカレイであるとされるが、例外も多く、それぞれの突然変異の他、日本産のヌマガレイは目が左側についており、また、ボウズガレイ科の仲間は左右の区別は特にない。
ヒラメやカレイは孵化後10日目ぐらいまでは普通の魚と同じ形をしているが、体長10cmを超える頃に目の移動が始まる。成長とともに変態し、目がだんだんと左右どちらか側に移動していく。40日目には移動が完了し、体が平たく、浮き袋がなくなり底生の成体となる。

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