「ニジサクラ」よろしくね

山形県が開発したご当地サーモン「ニジサクラ」

 山形県が県魚サクラマスとニジマスを交配させて開発した大型マスの名称が12日、「ニジサクラ」に決まった。サケやマスを地域ブランド化した「ご当地サーモン」は各地にあるが、サクラマスを親に持つ魚は全国初という。本県で生まれ育ったブランド魚としてPRし、2022年度からの本格販売を目指す。


本県はニジマス養殖発祥地の一つとされるが、近年は消費者ニーズの変化に伴い生産量が減少しつつある。一方、全国では宮城県の「伊達(だて)いわな」や長野県の「信州サーモン」など100銘柄以上のご当地サーモンが生まれており、現場からは本県ならではの付加価値の高い品種の開発を求める声が上がっていた。

 県内水面水産試験場(米沢市)で13年度から開発がスタート。「ニジサクラ」は米国で育種された養殖向きのドナルドソン系ニジマスとサクラマスを掛け合わせて誕生した。生まれてくる稚魚は全てメスで成熟せず成長を続けるため、本来は卵をつくるための栄養が肉にいき、脂の乗りの良さとサクラマスの上品な食味を併せ持つ魚になる。

伊達イワナ

宮城県固有の原種イワナを使った全雌三倍体イワナの開発に取り組み 平成25年、全雌三倍体イワナを「伊達いわな」と命名するとともに、「伊達いわな振興協議会」を設立し、平成26年に初出荷を迎えています 。

信州サ-モン

信州サーモンとは
長野県水産試験場が約10年かけて開発し、種苗生産や養殖を行うために水産庁に申請したマス類の新しい養殖品種です。平成16年4月26日付けで承認されました。 

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(1)特性

ニジマスとブラウントラウトをバイオテクノロジー技術を用いて交配した一代限りの養殖品種です。

美味さの秘密
卵を産まない信州サーモンは、産卵に要するエネルギーがそのまま美味(うま)みとなってきめ細かく肉厚な紅色の身に、ギュッと凝縮されます。適度な脂はトロリととろける舌ざわりと豊かな風味を醸し出し、それでいて後味はしつこくありません。魚の匂いが苦手な人にも食していただきたい絶品の魚です。

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