トドのつまり
ボラは、オボコ、スバシリ、イナ、ボラ、トドと成長するに従って呼び名が変わる出世魚。最終の成魚名が最も有名なのが一般的ですがトドだけが例外です。結局は、結論は、あるいは最後にはという意味に使います。
オボコ ~10cm
オボコは子供などの幼い様子や、可愛いことを表す「おぼこい」の語源となっており、「未通女」と書いてオボコと読んで処女を意味していた。
イナ ~15cm
イナは若い衆の月代の青々とした剃り跡をイナの青灰色でざらついた背中に見たてたことから、「いなせ」の語源とも言われる。「若い衆が粋さを見せるために跳ね上げた髷の形をイナの背びれの形にたとえた」との説もある。
トド 50cm~
トドは、「これ以上大きくならない」ことから「結局」「行きつくところ」などを意味する「とどのつまり」の語源となった。
・
土用の蛸は親にも食わすな
真ダコは真夏の抱卵期が旬といわれ、たいへん美味しいので親に食べさせるのさえ惜しいというたとえです。嫁に食わせないのが秋サバ、親に食わせないのが土用のタコ。
・
菜種フグは食べるな
なたねの花の咲くころ、フグは産卵期を迎え卵巣の毒性が最も強くなる時。この時期のフグを食べるなという昔からの言い伝え。
天然ふぐの時期は「秋の彼岸から春の彼岸まで」と前述した通り、ふぐの旬はまさに冬の「11月下旬~2月下旬」とされています。 寒い時期に食べるふぐ鍋、ぷりぷりの白子の旨さ、熱燗で楽しむひれ酒など、冬ならではの楽しみ方が色々あります。 しかし、実際にはふぐの身が最も美味しいと言われてるんは産卵期前の時期されてます。
この記事へのコメントはありません。