お魚ことわざ ④

いかさま(烏賊様・如何様)

釣りは餌をつけて釣るのがたて前。だが、イカの場合は疑似バリを使い、騙して釣ることから、人を騙す行為(詐欺)や、バクチなどで誤魔化す行為を「イカサマ」といいます。

磯のカサゴは口ばっかり

磯に住むカサゴは、大きな口に身が少ないことから、「大口を叩いて実行力のない人」をいうたとえです。

カサゴの地方名

日本方言名には、大きなものを「デカガシラ」、関西地方の「がしら」「がし」、山陰地方鳥取島根)の「ぼっか」、島根の「ぼっこう」、岡山の「あかめばる(赤眼張)」「あかちん」、四国徳島の「ががね」、瀬戸内海西部沿岸地方(広島愛媛など)の「ほご」、九州は宮崎の「ががら」「ほご」、および、長崎熊本鹿児島の「あらかぶ」「がらかぶ」「がぶ」などがある。

イワシ七度洗えばタイの味

イワシは脂肪が多く生臭い大衆魚ですが、よく洗って生臭みを落とせば、タイのような美味しい魚だという意味です。ごく平凡な人間でも、よく磨けば能力を発揮できるようになるというたとえです。

魚心あれば水心

相手が自分に対して好意的であれば、自分も相手に対して好意的に接するというたとえ。

魚の水を得たよう

能力を発揮できる環境を与えられて、のびのびと活動するさまのたとえ。

  • コメント: 0

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気記事

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。